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キルティング製品の縫い目付近に出来るシミ2018年1月29日 (月曜日)

広島で即日仕上の布団クリーニングができる『クリーニング大野屋』の政木です。

ダウンジャケットなどのキルティング製品で洗濯やクリーニングをして乾燥した後、縫い目あたりにシミのようなものが出来たことはありませんか?

・何故か?

キルティングのコートの縫い目のまわりが、シミみたいに濃くなっているものが『際(キワ)ツキ』です。
『際ツキ』とは、生地の厚みがある部分の縫い目にそってシミのようになる現象です。
何故『際ツキ』になるのか、原因は以下の通りです。
① 製品に原因がある場合
洗濯やクリーニングした後、乾燥するとキルティングの中にある詰め物(ダウンなど)の汚れなどを含んだ水分や溶剤が縫い目に溜まったまま乾燥してしまい、シミのようになって汚れが残ります。
② クリーニング店に原因がある場合
クリーニング店で使用しているドライクリーニング溶剤が汚れている場合にも縫い目付近がシミのようになることがあります。

・対策

『際ツキ』に起きにくい製品を購入すること。
『際ツキ』が起きにくい製品とは、「タンブラー乾燥が出来る製品」を選ぶのがポイントとなります。
『際ツキ』は、自然乾燥のようにじわりじわり乾燥すると起きやすく、タンブラー乾燥すると起きにくいのです。
もう一つは、『際ツキ』が起きないように意識して洗っているクリーニング店を選ぶこと。
これはクリーニング店外部からは分かりにくいことですが、クリーニング店によって溶剤管理に違いがあります。
ドライクリーニングには有機溶剤を使いますが、クリーニングするうちに溶剤の中に汚れが溜まります。
溶剤管理とは、この汚れが溜まった溶剤をフィルターを通してろ過したり、蒸留することで綺麗にリサイクルすることです。
しかし、メンテナンスを怠り溶剤が汚れたままクリーニングしていると、衣類に汚れが付いてしまうこともあります。
そうした汚れが、縫い目付近に溜まってシミになるのです。

・溶剤管理を徹底しているお店の選び方

溶剤管理をアピールしているお店が有ればよいのですが、業界にはあまり見受けられません。
分かりやすいのは、クリーニング店を利用してドライ品をクリーングした時、独特の石油臭が強く残り過ぎたまま返却されるようなお店です。
そのお店では、溶剤管理が徹底されていないと疑っても良いと思います。
※[東京都クリーニング生活衛生同業組合HP]より一部引用
『際ツキ』という現象は、キルティング製品によくある事例で、業界内でも有名です。
*タンブラー乾燥禁止の表示
cc